復刻「白川ぐり茶」を飲む!昔懐かしい手もみの味わい

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温かい飲み物の季節がやってきましたねー。

今年ようやく仕入れることができた「ぐり茶」を飲み始めました!

みなさんは「ぐり茶」って知ってますか?

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「ぐり茶」ってなんだ?

ぐり茶。

3年くらい前にその存在を知って、いつか飲みたいなーと思っていたら、去年の5月ごろ偶然発見!

岐阜県七宗町というところにある「七宗御殿」に売ってたんです。しかもここの抹茶ソフトがいしいのです。

しかも数量限定販売。

これは買わないといけない思っていたんですけど、帰りがけに買えばいいかとタカをくくってたら買いそびれてしまって。

次に行った時は完売。

そして今年の初夏、再度訪れてみたらありました!今度はその場で即購入。ここまで約3年、長かったー。

そもそも「ぐり茶」というのは、一言で言えば茶葉が「グリッ」と曲がっているから「ぐり茶」とのことで。

普段見かけるお茶って真っ直ぐな形してますよね。あれがグリッと曲がってて、形が不揃いなんです。

岐阜県の白川町あたりでは、昔は各家庭で手もみによって「わが家のお茶」を作っていたみたいで。機械と違って手もみで製茶すると、グリッと曲がった形になるそうです。

現代では品評会の影響でお茶の味や水色だけでなく茶葉の形状までが審査の対象になったため、真っ直ぐ綺麗に揃った茶葉が良しとされており、ぐり茶のようなお茶はあまり見かけなくなったらしい。

もっと細かい話になると、中国伝来の直火製法で作られた釜炒り茶のことを「ぐり茶」と呼ぶそうで、約500年前に中国から九州の嬉野に伝わってそこから広まってきたみたい。あまり突っ込んだ話になると、ワタシもそこまで詳しくないのでアレなので、このへんでぐり茶の説明は終わります。

むしろなにか違っている部分あれば教えて欲しいです。とにかく、グリッと曲がっているからぐり茶ということで良いんではないでしょうか?

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そして奥様の生まれ故郷である岐阜県白川町(白川郷で有名な白川村ではありません!)はお茶の産地。

いろんなお茶屋さんがあるのですが、そのうちの一つ「白川園本舗」というところがこの度復刻したものみたい。

今では忘れ去られたお茶・手もみ茶の味わいを再現したい

そんな熱い思いで復刻に至ったようです。

復刻という言葉、ある種の魔法を持っていますよね。コレクターとしてはオリジナルが欲しいところなんですが、オリジナルはもう手に入らないので復刻で。

でも途中で復刻でも意外と悪くないぞ、ということに気づき始めた今日この頃。

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ぐり茶の味は?

肝心の味のほうはどうでしょうか?

説明によると、「やや渋みのあと苦味のある本来の味を生かしつつ、深みがあり、バランスの味わいに仕上がっています。さっぱりとした爽やかな後味が、食事やお菓子によく合うので普段づかいに大変おすすめです。」とのこと。

たしかに、普段づかいというだけあって、いつも奥様の実家で普通にでてくるお茶と同じような味。

なんだか過不足がなく、でも口には程よい渋みが残って、お茶の初心者のワタシにはちょうどよい感じ。

しかしお茶を飲み慣れてる奥様からすると、「普通の急須のお茶でしょ」と鋭い指摘。

いや、たとえそうだとしてもこの「ぐり茶」を手に入れるまでの年月(たった2,3年ですが、、)、そして「復刻」という魔法のキーワードが上乗せされた分、ワタシにとってはすでに特別なお茶。

玉露あたりと比べても同等の評価となっています。

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形はこんな感じ。

茶葉の形がそのまま残ってるような。

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よく見ると、ぐりぐりっと曲がってます。

ぐり茶をおいしく飲むためのレシピ(素人編)

それでは、ぐり茶をおいしく飲むレシピを記しておこうと思います。もちろん、初心者のワタシが淹れますので初心者編です。

ちなみに急須とかは持ってないので、コーヒー器具で代用しています。お茶のセット(急須・湯呑など)もほしいんですけど、収納場所の問題で現在保留となっています、、。

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まずは、茶葉を4g用意します。

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それを、サーバーに入れて、

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お湯を200g投入します。

湯温は85度前後がいいとのこと、これもコーヒーと一緒で色々試して好みの温度を見つければいいと思います。

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綺麗にジャンピングしてます。

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お湯を注いで30秒たったら、茶こしでこして、コップや湯呑に注ぎます。

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途中、けっこう茶葉が開いてます。

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はい、完成!

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綺麗な緑色というよりは、少し黄色がかった見た目。

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お湯がなくなったあとは、茶葉の原型がけっこう残った状態になってます。

これも佃煮にしたら美味しそうですね、栄養まるごといただく感じで。

といった感じで、とうとう日本茶にまで手を出してしまいましたが、あまり深入りしないよう、かるーく楽しんでいこうと思います!

最後に、ぐり茶を買えるお店をいくつかピックアップしてみましたよ。気になる方はチェックしてみてください!

ぐり茶の杉山(静岡県)

押川製茶(宮崎県)

新緑園(宮崎県)

地方によって微妙に呼び方や定義が違ってるみたいですね、それもまたアリなのではないでしょうか!

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お茶が気になりだすと専用ミルも欲しくなりますね、これがあれば抹茶も自宅で作れそう。

こっそり買おうかな?


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